狭心症 心電図 異常なし

心電図で異常なしの時には狭心症を調べる検査を

胸痛や胸の圧迫感に襲われ受診するけれど、普通の検査では異常なし。
そんな時に疑われる狭心症は2つの種類があります。
 一つ目は労作性狭心症です。
運動をしたり興奮したりストレスがかかったりした時に、胸が締め付けられるように痛くなったりします。

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原因としては冠動脈硬化が起こっているために出る症状です。
そのため、発作時にST低下や陰性T波などの心電図に異常がでますが、発作の出ていない時にも同じような波形が出ます。
冠動脈に硬化があるため、心筋梗塞に移行する危険もあり、注意がひつようです。
 もうひとつは安静時狭心症です。
大体決まった時間早朝などに30分くらい締め付けられるような胸の痛みに襲われます。
発作時の心電図にはSTの上昇などの異常がみられますが、こちらは冠動脈硬化は認められないので発作のない時は異常なしという結果が出ることが多いです。
異型狭心症とも呼ばれ、日本人に多くみられる狭心症です。
こちらは心筋梗塞に移行する危険性は極めて低いです。
 狭心症の診断は心電図よりも病歴や患者さんの症状を聴くだけで90%以上の診断が可能です。
それでも、確定診断のためにいくつかの検査を行います。
 

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 労作性は心筋負荷シンチグラム、冠動脈CT検査、冠動脈造影などを行います。
心電図としては安静時と動くベルトの上を歩いて心臓の負荷がかかった状態を人工的につくって反応をみるトレッドミル検査(運動負荷心電図)をします。
運動負荷をかける検査としては、他にメトロノームに合わせて踏み台昇降などを行うマスターの2階段運動負荷試験、ジムなどにあるような自転車をこぐことで心臓に負荷をかけるエルゴメーターなどがあります。
 安静時狭心症では、発作が出ていないときは異常なしであることが多く、運動などの負荷で発作を起こすこともできないので、24時間の状態を記録するホルダー心電計を使用します。
胸に電極を付けたまま一日を過ごします。

入浴以外は何をしても大丈夫です。
昔は大きなお弁当箱のようなものを使用していましたが、最近はかなりコンパクトになって検査も楽になりました。
この検査でST上昇をとらえることで診断を下すことができます。

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