心筋梗塞 心電図 異常なし

心筋梗塞の心電図検査で異常なし

心電図検査とは、心臓の動きを波形で表す検査であり、心筋梗塞の診断時にも必ず行なわれる重要な検査となります。
しかし、何らかの心筋梗塞の前兆を感じて医療機関を受診しても、
心電図の波形が見られず、異常なしと診断される場合も少なくありません。

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そのような場合にでも、循環器内科では心臓に異常なしと、即座に診断が下されるわけではなく、心電図検査以外の検査も行なわれますし、患者さんの症状なども踏まえながら、総合的に病名の診断が下されるようになります。
 そもそも心筋梗塞とは、心臓の冠動脈に脂質が沈着することによってプラーク(血栓)を形成し、血管の動脈硬化が徐々に進行し、その血栓が冠動脈を詰まらせることによって心筋が壊死してしまい、発症するというメカニズムです。
脂質の沈着やプラークの付着などは、心電図や胸部レントゲンでは診断することができません。
ゆえに、心電図検査では異常なしという結果が出てしまうというわけです。
 心臓の冠動脈への脂質沈着やプラークの付着具合は、MRI検査によって知ることができます。

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しかし、心臓のMRI検査を常習的に行う医療機関はまずありません。
MRIは通常、予約が必要な検査となりますので、医師によって必要と判断されなければ、心筋梗塞の検査でまず行われるのは、心電図検査と胸部レントゲン検査のみとなります。
心筋梗塞や狭心症が高確率で疑われると医師が判断した次の段階で、心臓のMRI検査が行われるようになります。
 肥満体型の方やメタボ、喫煙者の方などは、心筋梗塞のリスクが高くなります。
また、家族に心臓病の方がいらっしゃったり、突然死した人がいるといった方は、心臓MRI検査の予約を取られて、一度ご自身の冠動脈への脂質沈着やプラーク付着の度合いを調べられることをおすすめします。
心臓の血管は50%詰まっていても、心電図や胸部レントゲンではわからないということを認識しておきましょう。
心筋梗塞は、発症した約3割の方が亡くなっている恐ろしい病気となります。

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