心筋梗塞 症状 歯痛

心筋梗塞では前触れとなる症状で歯痛が生じることがあります

心筋梗塞とは、心臓につながる冠動脈が、血栓などによって塞がれてしまう病気です。
これにより、心臓に十分に血液が流れ込まなくなると、心臓の機能が低下します。
体内では常に数リットルもの血液が流れているのですが、その流れを作っているのは心臓です。

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そのため心臓の機能が低下すると、全身の血流が滞ることになります。
これにより、心筋梗塞を発症した人の約3割が、生命を失っています。
しかし心筋梗塞は、突然発症することもありますが、前触れとなる症状が出てくることも多くあります。
たとえば冠動脈が一時的に狭まることで生じる胸痛が、そのひとつです。
また、中には歯痛が生じるという人もいます。
なぜ心臓と離れた歯に症状が出てくるのかというと、心臓と脳との間に歯があるからです。
怪我をすると、その痛みは、神経によって発生部位から脳へと届けられます。
そして脳がその信号を受け取ることで、初めて発生部位には痛みが生じるようになるのです。
ところがその信号がうまく伝わらず、脳が痛みの発生部位を正確に認識できないことがあります。
信号自体は伝わってきているのですが、その発信源が明確ではないという状態です。

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そのような場合に、本来とは異なる場所で痛みが生じるのです。
心臓の問題もやはり、神経によって脳に伝えられるのですが、その途中には歯があります。
そして脳が、心臓からの信号と気づかず、歯からの信号と誤認すると、歯痛が生じてしまうわけです。
これと同じ原理で、肩の痛みや首の痛みといった症状が出てくることもあります。
いずれの場合も、心臓と離れた場所で痛みが生じるので、心筋梗塞の前ぶれと気づかれないことがあります。
そのため放置あるいは誤った処置をすることになり、本格的に心筋梗塞の発作が起こってしまうことも少なくありません。
そのため、虫歯ではないにもかかわらず歯痛が生じたり、肩や首に負担をかけていないにもかかわらず痛んだりする場合には、心筋梗塞を疑い、早めに検査を受けることが大事です。

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