心筋梗塞 痛み 場所

心筋梗塞の痛みの場所とは

心筋梗塞とは、心臓を栄養している冠動脈という血管が血栓や動脈硬化などによって詰まってしまい、
血液がそれ以降途絶えてしまう病気です。
血流が途絶えた先へ酸素や栄養が届けられなくなり、心筋細胞が壊死して心臓の収縮ができなくなることで発症します。

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冠動脈が細くなって詰まりかけている段階の状態は狭心症と言い、心筋梗塞と狭心症を合わせて虚血性心疾患と呼びます。
心疾患は日本人の死因ではガンの次に多く、第2位を占め、年間80万人以上が亡くなっています。
虚血性心疾患の中でも急性の心筋梗塞は特に死亡率が高く、20パーセント弱の人は亡くなります。
亡くなる方の半数は心筋梗塞を発症後数時間で亡くなっており、ほとんどは心筋梗塞に併発した重症の不整脈により死亡します。
発症から治療を開始するまでの時間が勝負で、素早い対応が必要になります。
心筋梗塞の特徴的な症状を知っておくことは、もしも自分が発症した時の為になるので重要です。
心筋梗塞の症状では突然の胸の痛みがありますが、この痛みは焼けるような激しい痛みで30分以上続きます。
痛みの場所は全胸部が多いですが、放散痛と言って左肩や前腕部や心窩部、背中や顎など心臓以外の場所が痛むこともあります。
歯の痛みや胃痛があっても心臓とは場所が違うため、心臓から来ているものだと気づかない事もあります。

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狭心症であれば、ニトログリセリンの舌下錠で冠動脈の狭窄が広がり痛みは消えますが、冠動脈が完全に詰まっている梗塞ではニトログリセリンは効果がありません。
強烈な胸痛は死の恐怖を与えるほどで、痛みを取るためにモルヒネが投与されます。
他の症状では、動悸や息切れ冷や汗、血圧低下、不整脈があります。
この不整脈の代表的なものには心室細動があり、心臓が小刻みに震えて血液が心臓から全身へ送り出せなくなり、心臓の動きが停止する恐ろしい不整脈で、一刻も早い対処が必要になります。
好発年齢は50歳代〜60歳代で男女差では男性の方が多いです。
不規則な生活習慣や乱れた食生活、タバコ、ストレスなどがリスク要因となります。
生活習慣や食事を改めたり禁煙したりして発症リスクを減らす努力をすることはもちろん、自覚する胸の症状があれば、早期に病院を受診するようにしましょう。

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