心筋梗塞 症状 前兆 背中

心筋梗塞の前兆となる症状のひとつである背中の痛み

心筋梗塞は命にかかわる重篤な病気となりますので、その前兆を見逃さないようにするということが大切です。
心筋梗塞とは、血栓が心臓の動脈を詰まらせることが原因で発症する病気であり、
心臓の動脈が詰まると、心筋と呼ばれる心臓の筋肉は壊死してしまいます。

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壊死した細胞は二度と再生することはありません。
発症後には一秒でも早く治療を施さなければ、死に至る可能性が高くなります。
 心筋梗塞のおもな症状については、強烈な胸の痛み、呼吸困難、吐き気、冷や汗などが挙げられますが、必ずしも胸に激痛を感じるということではありません。
特に糖尿病患者さんや高齢者の方の場合には、痛みが脳に伝達しずらい状況となっていますので、これらの症状をあまり感じない場合も少なくありません。
何となく吐き気がする、呼吸がしずらいなど、症状をあまり感じない心筋梗塞のことを「無痛性心筋梗塞」といいます。
無痛性であっても、実際に体の中で起きている症状は軽いということではありません。
 心筋梗塞を発症した患者さんの約半数の方が、何らかの前兆を感じています。
前兆のひとつとして、背中の痛みが挙げられます。

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背中のほかにも左肩に痛みを感じる方が多く、これら背中や左肩の痛みを「放散痛」といいます。
心臓から脳に痛みを伝える伝達神経が左肩を通っていますので、実際に痛いのは心臓であるにもかかわらず、背中や左肩など脳に到達するまでの部位が痛いと、脳が誤認識してしまうというわけです。
 前兆となる症状を正しく把握しておくことが、狭心症の段階で食い止めることができる有益な策となります。
心筋梗塞は、発症者の約3割の方が死亡する病気であり、その大多数の方が発症から数時間のうちに亡くなっているというのが現状です。
ゆえに、何となく胸が苦しい、冷や汗が出る、背中や左肩が痛いなどと感じる場合には、救急車を呼ぶなどして、早急に医療機関を受診するようにしましょう。
前述しましたように、心筋の壊死はすでに始まっており、壊死した細胞は元には戻りません。

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