無痛性 心筋梗塞 症状

特徴的な症状のない無痛性心筋梗塞とは

心筋梗塞とは心臓疾患の一種です。
動脈硬化が引き金となって、血管の中に脂肪の塊が沢山出来てしまい、それが血管の中で血液の流れを邪魔する血栓になります。
こうなると、重要な血管である冠動脈が詰まって心臓の筋肉に血液が送られなくなるのです。

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これを心筋梗塞と呼びます。
動脈硬化は一朝一夕でなるものではありません。
若い頃からの生活習慣が蓄積することで起きます。
心筋梗塞における最もメジャーな症状は「胸痛」です。
胸を圧迫されるような、心臓を抉り取られるような激しい痛みを伴います。
しかし無痛性心筋梗塞では、胸痛という特徴的な症状が現れません。
吐き気や呼吸困難、だるさ、肩・背中の痛み、冷や汗などの付随する症状が出ることはありますが、胸部が猛烈な痛みに襲われることはありません。
さらに、無痛性心筋梗塞の場合には上記のような付随する症状すら出ないことがあるため、検診時に行われる心電図検査で偶然見つかるケースも珍しくありません。
このような無痛性心筋梗塞あるいは無症候性心筋梗塞は、全体の20〜30%を占めています。
では、痛みがないから病状が軽いかと言えば、そんなことはありません。

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無痛性の意味を正確に説明するならば、痛みがないのではなく、患者が痛みを感じられないのです。
痛みを感じられない人というのは、主に高齢者や糖尿病患者です。
糖尿病は神経が鈍くなってしまうという合併症を持っているため痛みが出なかったり、高齢者になると脳に痛みを伝える神経が衰えて来るのです。
このような場合には、発見された時にはかなり重度の不整脈や心不全になっている可能性が高いです。
高血圧や高血糖、高コレステロール、肥満は血管を硬く、脆くしてしまいます。
そんな条件が揃ってしまうとリスクは格段に上がります。
このような状態にならないためには予防が何よりです。
定期的に健康診断を受けたり、原因不明の吐き気やだるさ、痺れ、めまい、むかつきなど自覚症状を覚えた場合には心臓疾患を疑って躊躇せずに医師の診察を受けましょう。
さらに、将来的な心臓疾患のリスクを下げるためには、若い頃から生活習慣に気を配ることが大切です。

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